ロンリープラネットは世界中の魅力的な旅行先の中から2022 年のランキングを発表し、何とクック諸島が「訪れたい国」第1位に輝きました!
旅行業界のリーディングカンパニーである「ロンリープラネット」は、およそ半世紀前に『ロンリープラネット観光ガイドブック』を創刊し人気を博しました。ロンリープラネットはクック諸島を高く評価し、2022年の「ベスト旅行先賞」に選出しました。
ロンリープラネットの創設者トニー・ウィーラーは、かつてアイツタキのラグーンを「世界一美しいラグーン」と評しました。今回はクック諸島全体を2022年の「訪れたい国」第1位にランクし、ロンリー・プラネットが創設した権威ある国際賞を授与しました。
当初はロンリープラネットのブルーリストとして知られた「ベスト旅行先賞」は、創設から17年目です。審査は、ロンリープラネットのスタッフやライターやブロガーやパートナーで構成する世界的ネットワークが候補地リストを作成することから始まり、エキスパート委員会が翌年訪れたい上位の国や地域や都市を選定します。
翌年の受賞者は、サステナビリティ、地域性、観光業の一体性、2022年にビジターを迎える心構え、総合的なアピール度などの基準で選定されます。選定委員会は、2017年に世界最大級の海洋保護区として正式に認定されたマラエ・モアナ(Marae Moana)や、環境サステナビリティに配慮した観光業者を認定するマナティアキ・エコ認証プログラム(Manatiaki ECO Certification Program)も考慮に入れたうえで選出しました。
クック諸島観光局のグローバルセールス&マーケティング部長のカーラ・エグルトンはこう語っています。「世界規模のパンデミックの騒ぎのあとにこの賞を受賞できたことは非常に嬉しいです。今回受賞できたことは、2022年は観光再開の素晴らしい皮切りになると信じています」
クック諸島の観光業は、新型コロナが世界中に蔓延する以前から着実に成長していましたが、南太平洋の楽園は、世界の多くの地域であまり知られていませんでした。
青く澄んだ太平洋の大海原に白砂に囲まれた15の島々が点在するクック諸島は、ニュージーランドとハワイの間に位置し、太陽の光がさんさんと降り注ぐニュージーランドの一地域と見なされ、両国は同じ通貨を使用しています。 小さな島々では、旅行者がアドベンチャーや、地元の伝統行事、島民との和やかな交流に容易に溶け込めます。手厚いもてなしは昔ながらの島の伝統です。ここを訪れる多くの人は、島民との交流や村落での体験が旅のハイライトだったと話します。
新型コロナの侵入を防ぐために2020年に国境が封鎖されてから、クック諸島の住民は、長い中断の後にふたたび観光客を迎えることを想定して、第一次産業を守るイニシアティブやプログラムに焦点を移しました。しかしこの時間は将来を見定める良い機会になりました。
クック諸島観光局のハラトア・フアCEOは次にように語っています。「私たちは、ロンリープラネットにいただいた栄誉を心から誇りに思います。私たちの小さな島にふたたびお客様を迎えるのを楽しみに準備してきましたが、ようやく私たち固有の文化や大自然をふたたび分かち合える日が巡ってきました」