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マナティアキ・エコ認証について。

世界的観光地として観光の SDGs 化を目指すクック諸島。元来、自然を配慮した観光開発を進めてきたクック諸島ですが、この度独自のエコ認証システムの運用を開始しました。

エコ認証またはグリーン認証と通称されるマナティアキ・エコ認証は、リッジ・トゥー・リーフ・プロジェクト、地元の環境保護NGOテ・イプカレア協会、クック諸島観光産業協議会、クック諸島旅行社、政府環境局との共同プロジェクトです。「これらのパートナーで構成される運営委員会は、2018年からこれらの新しい意欲的な基準の開発に取り組んでいます」と、クック諸島観光局で旅行先開発コーディネーターを務めるシエニ・ティラアは語っています。

クック諸島の観光業が成長するにつれて、自然環境保護は、観光産業を長期的に持続可能にするためにいっそう重要になりました。エコ認証は、生物多様性への配慮と新たな保全努力を観光産業の日常業務に組み込むために確立された一連の基準です。マナティアキ・エコ認証を取得した事業は、この種のグリーン認証が証明する事業であることが認められます。「エコ認証(MTEC)は、基本的な基準認証スキームであるクック諸島の品質保証と同様に運用されます。これは、より高いレベルの品質保証をベストプラクティスで行い、また評価し、よりいっそう持続性の高めることを奨励する枠組みです」とシエニ・ティアラは付け加えました。

エコ認証の運用開始と時を同じくして、クック諸島観光局とリッジ・トゥー・リーフ・プロジェクトは、グリーン博覧会を開催しました。この小規模な博覧会には、島内で生産された環境に優しい生分解性の製品やサービスを提供する以下8社のベンダーが参加しました:バイオリティック・エコ・トイレット、テ・イプカレア協会ウォームファーム、クック諸島貿易社、パラダイス・サプライズ、サンシャイン・キカウ・バスケット、レッド・パック、デブス・エコ・ボックス、ポリネシアン・レンタルズの電気自動車&電動自転車、そして地元の電力会社テ・アポンガ・ウイラです。グリーン博覧会の目的は、環境に優しい製品やサービスを提供するサプライヤーや団体を業界に紹介することでした。これらの製品やサービスは、マナティアキ・エコ認証が定めた一連の基準を満たす助けになります。そしてそれは実質エコ認証を得ることにも繋がります。

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